2014年02月21日
カワサキ GPZ900R キャブレターメンテナンス
カワサキ GPZ900R ニンジャのキャブレターメンテナンスでお預かり致しました。
各部分を点検していくと冷却水の漏れと
エンジンのスパークプラグが付け根にオイルが漏れていました。
こちらも修理する事になりました。
今回のGPZ900RはA10なので製造年は1993年 平成5年です。
製造されてから今年で21年経過しましたので、いろいろな部品が劣化しています。
とくにゴム類は酷いです。ホース関係、Oリング、ガスケットは交換になってしまいます。
圧力がかかる冷却水関係は漏れが発生している所を
一箇所だけ交換しても、しばらくするとまた違う場が漏れて
イタチゴッコになりますので一通り全て交換しないとなりません
けっこう大変な作業となってしまいます。
ヘッドカバーのガスケットを交換します。
カムシャフト関係は綺麗です。まだまだ大丈夫でしょう
写真は撮り忘れましたがキャブレターを取外し分解洗浄して、パイロットエアスクリューの調整や
同調もきちんと合わせました。
キャブレターのジョイントが凄く固くなっていたので
GPZは新車の時でもキャブレター外しにくい車両なのでかなり苦労しました。
もう少し早めにメンテナンスした方が良いでしょう
※コメントに修理の質問がありますがお手数かけますがお店の方に電話下さい。
よろしくお願いします。
