2017年06月10日
カワサキ Dトラッカー エンジンかからないⅡ
純正指定のバッテリーで製造年月日が新しい製品で保証付きのバッテリーを使用します。
液を補充して2時間ぐらいはキャップはしない
キャップを丁寧にはめて、密閉型バッテリーMaintenance Free MFバッテリー専用充電器で
初期充電し活性化させます。
いい加減な充電器も多いので注意して下さい。バッテリーを痛める結果になってしまいます。
繊細ですよ
日本向けのバッテリーは使用環境が大変厳しい
冬と夏の温度差が30度以上になってしまうので
特別良い製品になってるよう
エンジンを始動して充電電圧を測定すると13.6Vありました。
メーカーさんの考え方や開発された時期にもよりますが
僕がいろいろなバイクを測定した結果から判断すると設定電圧が少し低いかな
13.6Vはキャップが付いてる昔ながらのバッテリーにはちょうどいいけど
MFバッテリーだと14Vは欲しい所です。今回のバイクはアイドリング付近が一番電圧が高いようです。
年に2回~3回の予備充電は必要でしょう
整備の方はまだまだ続きます。
ドライブチェーンを洗浄してチェーンルーブを塗って調整しました。
アクセルワイヤー、クラッチワイヤーのグリスアップ、調整
エンジンオイルの交換、各部分のグリスアップ、増し締め
プラグの清掃、エアクリーナーとエアクリーナーボックスの清掃、洗浄
冷却水の通路、ラジエター関係の内部洗浄、冷却水クーラントの交換、圧力検査など
各部分の整備点検を終了しました。
2017年06月04日
カワサキ Dトラッカー エンジンかからない
カワサキのDトラッカー、ご近所のお客様ですがエンジンがかからないと来店されました。
バッテリーが完璧に不良です。ランプすら点灯しないじょうたいでした。
整備点検やオイル交換も頼まれました。
バッテリーを見ると、どこのメーカーか知りませんが
ネットで買われたそうです。あまり良いバッテリーではないようです。
ここまで劣化したバッテリーでは充電もできません ブースターケーブルをつなぐとかかりました。
保証付きではないバッテリーは購入しない方が良いと思います。最近はかなり多いです。
バッテリーについては長文申し訳ありませんがこちらをご覧ください。
純正指定のバッテリーで初期充電をしっかりしないと発電系統、充電電圧、電流など正確に測定できません
良いバッテリーを取付しないとレギュレーターや発電コイル、セルモーター、ワンウェイクラッチ、配線。カップラーなど
電装関係のユニットの寿命を短くしてしまう結果になってしまいます。
新しいバッテリーを完璧な初期充電して検査してみます。
2014年04月16日
カワサキ TR250 あまり乗らない 修理
カワサキ TR250をお預かりしました。
知り合いの知り合いの女性のお客様です。
車検の無いオートバイやスクーターは車検が必要じゃないだけで
整備は必要です。
なにも整備しなければ動かなくなります。
ユーザー車検や激安車検は陸運局の検査を通過しただけで
きちんと整備しなきゃ絶対にだめです。
今回はキャブレターの分解清掃、調整、車体の整備、バッテリーの交換
キャブレターはまっくろ 内部も腐食していました。
白いグリスは熱伝導させるために塗ってあります。熱伝導グリスです。
ふき取ってはダメですよ!これはキャブレターヒーターです。
2013年10月28日
カワサキ Dトラッカー ベアリング関係交換 ②
ベアリング関係を交換したカワサキ Dトラッカーですが
一晩おいて朝、見るとガソリンが漏れていました。
フロートバルブかなと思いキャブレターを分解した所
フロート室のパッキンが劣化して弾力がなくなり硬化してました。
部品探しましたが弊社になかったので
お客さまに確認して了解を得たので
部品が入荷するまで2日間お預かりとなってしまいました。
2013年10月26日
カワサキ Dトラッカー ベアリング関係交換 ①
カワサキ Dトラッカー 外装はKLX用に交換してあります。
走行距離は22636Kmです。
リヤホイールが、ぶれる症状でお預かりしました。
リヤホイールを外して、オイルシールを取り外すとごらんの通りサビ
ベアリングとオイルシールを交換し念入りにグリスアップして
取付ました。
専用のベアリングプラーで外します。
傷が付かないように不要になったスプロケットを重ねて作業しました。
ステアリングを左右に凄くゆっくり動かすとひっかかりがありました。
ステムベアリングも上下交換しました。
テーパーローラーベアリングが使用されています。
バイクの命と言われる場所です。
車の間を低速ですり抜けするとフラフラするなぁ とか
コーナーリングがなんかおかしい とか
ブレーキかけるとカツンと音がする とか
こんな方は要注意!
定期的な交換をお勧め致します。

ステアリングステムのテーパーローラーベアリングのアウターレース
外して入れるのはかなり難しい作業です。
前後のホイールのベアリング交換、ステムベアリングの交換になりました。
快適なコーナーリングになりました。