2014年03月27日
1986年式ヤマハV-MAX、エンジン下ろし、オーバーホール①
※4/5訂正 1986年式と思っていましたが1985年式でした。今年で29年目
すかすかになったV-MAX
今まで凄く大切に乗ってこられた
いろんな所を走ってきたんだろうな 考えると感動します。
1986年式、初期型ヤマハV-MAX
もう今年で28年目、この頃はもう初期型は少なくなりました。
いろいろなV-MAXをいじってきましたが
やはり初期型はオーラが出ている やっぱりいいなぁ~
エンジンのケースは丸みがあり僕は好きです。
僕の乗っているV-MAXも初期型に近い年式です。
エンジンを下ろして分解しました。
これからもずっと長く走ってもらいたい
昔のバイクは設計強度にゆとりを持たしていました。
コンピュータに頼らない設計はでは 勘、経験値、神がかり的な職人設計者
昔の職人は凄かった。 神様が企業にいっぱいいました。
人間の勘、感覚はすごいものがあります。
理論じゃ通用しない所も多数あるのです。
僕はバイクのエンジンで神がかり的な設計だと一番感じたのは
ホンダCB450です。ヤマハですとGX750 RZV500 TZ750 TZR250などかな
実はスズキの昔の2ストも好きです。ハスラー400 GT550 RG250
カワサキも全部乗った
500SS MACH Ⅲ(H1) 750SS MACH Ⅳ(H2) 350SS MACH Ⅱ(S1)
昔のは良かった 今のとは違うアジがあった 設計者の気持ちが理解できた
設計値まできちんとエンジンを回し、きちんとメンテナスして乗ってあげること
バイクにとっては一番の幸せな事でしょう
最近のコンピュータに頼った設計ですと
軽量、コンパクト、ハイパワーと良いことばかりに感じられますが
強度余裕が無く耐久性が低いように感じます。
開発時間の短縮、開発テストの削減、製造台数の低下によるコストアップ
コストアップしたぶん、いろいろな所のコストダウンが計られています。
車やバイクだけにかぎった事ではありません
パソコン、デジカメ、家電、製造されている工業製品全てに言える事です。
旧型の方が性能が良かったなんて今じゃ当たり前です。
いろいろなデータを調べ見抜く力が必要になってきています。
製品イメージ、企業イメージだけでは信じてはいけません
今の日本はだましあいの国なろうとしているのです。
エンジン関係は念入りに整備して
エンジン以外ののゴム類やプラスチック類も全部交換します。
ミッションはギアの一部とベアリング類は全部交換します。
シフトフォーク、シフトドラムも交換になってしまいました。
初期型はミッションのシムが入ってない所があります。
ここは対策して組みたいと思っています。
エンジンオイルの管理が悪かったり、激しいシフトを繰り返すと
磨耗が激しいです。
開けてみると大抵はどんな乗り方されたかはわかります。
