作業中にふと思った。
外した部品は徹底的に洗浄して組み付け
カウル類やシート外したら 表も裏も掃除して組み付ける
写真はV-MAXのシート外した所
僕は燃料タンクや配線やカップラーやフレームに腐食防止のスプレーで掃除する。
これって僕は当たり前だと思っていたが
本来は整備に携わる人間は 整備を覚えはじめて 最初に教わること
なんでこれがみんな出来ないのでしょうか 当たり前だった事が
ぜんぜん出来てない
進歩しているようで実は整備士のモラルが低下している
知識があっても手が動かない整備士 こんな整備で本当に良いのか??
良い部品があっても利益を追求するために 仕入れが安い部品を使う
手抜きの整備だらけ
同じ業界から なに言われようが僕は書きます。
整備書みてコンピューターつないで悪い箇所調べ
交換して終わり こんな整備士は僕はチャンジニアと呼びます。
四輪業界もそう 僕は昔、四輪ディーラーに務めていたので
当然、四輪も修理できます。でも自分の仕事が忙しくて出来そうもなかったので
某ディーラーに修理を依頼しました。
二日間乗って信号待ちに車内照明付けたら一瞬ついたが、急に消えた
自分で調べたらヒューズが切れてる うん~なんで??
テスターで調べたらどこかでショートしてる
車内のカバー類を外し分解していくとシートレールとボディの間に配線が挟まれいてショートしていました。
発見した瞬間、悲しくなった。すぐに自分で治した
こんな事しちゃうの???
作業したのは僕より整備経験の少ない整備士だろうね
フロントに言って再修理頼むのも面倒だから、なにもディーラーには言ってない
二輪のメーカーもやり方がこっけい バイクをいっぱい買うお店にいっぱいマージンを出す。
お店も安くして乱売して納車時整備はきちんとしないし お客様に対してのレクチャーもなくなる
悪循環 部品しか買わないバイク屋には部品の仕入れ値をどんどん上げられ
結果的に経営が成り立たなくなる
だから仕入れ値が安い、輸入部品や輸入タイヤを使う これらは上質なら文句ないが
だめだめな粗悪品 一向に進歩しない二輪業界
この前もあった
某大型バイク用品店で作業したビックスクーター
リヤタイヤの交換するにはマフラーを外します。
僕が見たら排気音が少し変だな
アナライザーで聞いてみるとマフラーから排気が漏れてる
マフラー外すとガスケットが無い ん~なんで??
まさか つけ忘れ そのまさかな状態でした。これで引渡しするの
どうするこれからの整備業界 職人的整備士はもう引退しちゃたのかな
五感をフルに働かせ、まわりの音が聞こえなくなるぐらい集中して修理するのは当たり前
そうすると整備の神さまが、下りてきます。
本当だって 誰も信じてくれませんが・・・・・・・