ねじ山、ダメになる 修正、ヘリサート加工

motoapex

2013年03月01日 01:47




写真はヘリサート後

お客様からシートを止めるボルトのフレーム側のネジ山がダメになったので

修理して欲しいと依頼されました。

見てみるとタップで修正が出来る状態では無く、ネジ山が無い

メインフレームの部分なので裏からネットも付ける事が出来ません

そこでヘリサート加工しました。あまり知られてないかな

本来はアルミに使うものです。鉄材にあまり使いません

鉄の材料に入れるにはヘリサートに熟知していないと難しいです。

フレームの表からは入れる事出来なくて、裏側から入れました。

いろいろ部品を外しましたが

ボルトが入るネジ部分より、大きな穴を開けます。次にヘリサートが入るネジ山を

専用タップでネジ山を作り、写真のヘリサートを専用工具で慎重に回し入れます。

言葉で書くと簡単ですが・・・・・









爪の部分はネジ山に入れてからピンポンチで叩いて折ります。

折るの失敗すると大変ですよ


僕の所では一般のボルト穴、プラグホール、オイルドレインなど

だいたいのヘリサート加工出来ます。





ヘリサートは、アルミダイカストやプラスチックなどの

軟質材に挿入することで、ステンレスの強固なめねじをつくります。

強い締め付けを必要とする箇所、繰り返し使用され耐久性を求められる箇所に最適です。



もっと知りたい方はこちら 
 
http://www.sanyu-seiki.com/e_sert/index.html









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