ジレラ ランナー VX125 修理 改造 溶接

motoapex

2015年02月13日 01:12




ジレラ ランナー VX125をお預かり致しました。

エンジンが始動しないのでレッカー車で運ばれて来ました。

みなさんJAFに入りましょう 15kmまではレッカーは無料です。

うちでも入れますので・・・

外装を外して点火プラグを取外して点検しました。

プラグはかなり黒くカブってて治具スパークテストすると

少し弱いがスパークはしていました。

次はエンジンのコンプレション(圧縮)を測定すると異常はありません

プラグコードは社外品の物が付いてましたが

この車両には合わないので別のプラグコードに交換いたしました。







キャブレターは京浜のFCRが付いていました。

僕はキャブレターを整備するのが大好きです。

特にFCRはレースやカスタマイズで数え切れないぐらい

あらゆるオートバイに取付して来ました。

セッテイング出しもおもしろいので得意です。

分解してみると内部の減りやおかしいところはなさそうですが
(レース用なので永く使っていると減る部分があるのです)

セッテングが濃い目です。適正なジェットセッテングを出して

エンジンは良い状態になったのですが







ノーマルより長いリヤサスに交換されていて

リヤタイヤが路面と接地してしまう

さらに、センタースタンドの変形や減り

前方に倒れすぎて高さが稼げない状態

これは純正新品のセンタースタンドに交換したとしても

接地しちゃうんだろうなと思いましたので

今、付いてる物を改造と修正する事にしました。







鉄板を切断して溶接して下駄を履かせました。

写真はありませんが前方への倒れこみも金具を製作して溶接加工しました。






足で踏む部分の金具も取れていたので

こちも鉄板を切断して溶接して修理しました。

これで路面とタイヤの接地はなくなりました。

少しぐらい接地しても大丈夫じゃんと思うかも知れませんが

車両が飛び出さない安全対策でもあります。

スクーターなので回転上げるとリヤタイヤが回ります。

つまりアクセルレーシングが出来ない状態です。

FCRのようなチョーク機能がない

スロー系統が大雑把なキャブレターでは

かぶりを取り除く事が出来ない、暖気も上手く出来ない

この手のキャブレターは

始動したらエンジン回転を3000rpmぐらいまで

ゆっくり上下させるのが

僕は正しい暖気だと思っています。



スクーターはセンタースタンド外してはダメです。

改造していないスクーターでもカラでタイヤを回せないのではかぶった場合

かぶりを取り除く事が出来なくなります。

その他いろいろ整備しましたが割愛させて頂きます。







































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