ヤマハ VMAX 1700 北米向けモデル 走行20,000kmの車検整備を行いました。
スパークプラグを交換しました。何回か作業すれば慣れますが
初めてですと大変かも知れません
スパークプラグはヤマハ純正指定を使用しました。
ねじ山には耐熱性のグリスを使用して固着防止、トルクはメーカー指定で
当たり前ですが
ギャップを測定すると約0.1mm~0.15mm減っていました。
メーカー指定の交換時期は45.000kmごとですが
乗り方によって大きく変わってしまいます。
VMAX 1700はYCC-I(ヤマハ電子制御インテーク)が装備されています。
動画はYZF-R1 ですが、仕組みは同じです。
排気デバイスEXUPも装備されていてコンピューターはYZF-R1と同様な超高速型です。
以前にメーカーの開発の方に話を伺いましたが
エンジン開発設計はある程度コンピューターで出来るそうですが
最後の煮詰めはベンチテストでインテークの
エアファンネルを長さをミリ単位で調整して時間をかけて行ったそうです。
燃調はかなりシビアなのでエアクリーナーもヤマハ純正を使用して新品に交換しました。
2分割ラジエターなので電動ファンも2個装備されています。都内の渋滞路は過酷です。
厳しい季節になってきました。
僕の所は認証整備工場なので整備が終わった後
車検場にて検査を受ける必要があります。
品川の車検場まで往復、試運転を行い検査を受けました。
今回はスパークプラグ、エアエレメント、エンジンオイル、エンジンオイルフィルター
デフオイル、ブレーキクラッチフルード、冷却水(クーラント)、バッテリーの補充電
ヘッドライト光軸調整、排気ガス検査、各部のグリスアップ、各部の調整
インテーク内の点検、まし締めなど 整備しました。