キャブレターの分解洗浄をして本体に取付しました。
燃料はこのタンクで供給します。
4連キャブレターのバランス(同調)調整を行うため
負圧計を取付けます。
CB1000SFはこのようなアダプターが必要になります。
いつも使ってる負圧計
なんでシングルメーターが良いのか前に説明しましたので割愛しますね
バッチリ調整しました。
どこの位置にどのホースが通り どこで固定されるか
正確に決められています。整備書に図面があります。
たまにメーカーで定めた通し方では、不具合が出そうな時もあります。
その時は僕が考えて改良しています。
整備用のデジタル回転計で測定して基準のアイドリング回転数に調整します。
CB1000SFはアイドリング回転数は1000rpm
充電量やエンジン振動の関係もあって今回は1050rpmにしました。
パイロットエアスクリューの調整は
ノーマルマフラー使用の場合、各エキゾーストパイプにナットがあり
そこにネジが切られた短いパイプをつなげCOテスター(排気ガス濃度測定器)を接続して
メーカーが定めた基準値に各シリンダーをキッチリ合わせなければなりません
アフターパーツのマフラーは各エキゾーストパイプから排気ガスが取り込み出来ないので
一番回転が落ち着くポイントにパイロットエアスクリューを精密に微調整します。
今回の車両はバイク側のタコメーター(回転計)と整備用の回転計は
ほぼ一致していますが車両によっては誤差が大きい場合もあります。
それから、アクセルを回して摺動する部分は全て動作を確認して
ワイヤーも含め、アクセルホルダーやアクセルグリップインナーは洗浄して
グリスアップしております。