スズキ バンテッド 1200S油冷ファイナルエディション車検
スズキ バンテッド 1200S 油冷ファイナルエディション 車検です。
入庫検査してから入庫テスト走行してから見積もりをして
お客様に確認してから作業に入ります。
今回は整備が行き届いてる車両で、バイク歴が長いお客様ですので
とても3年経ってるとは思わない綺麗な車両ですね
走行距離は12200km
私はエンジン関係から始まって、車体まわりフレーム関係、まし締め
ブレーキ、チェーン、ホイール、タイヤの整備
電装系統、バッテリー点検、外装関係と作業を始めます。
その他、細かく適材適所のグリスアップ 鍵穴も忘れずにね
ブレーキの制動力測定、ヘッドライト光束調整、ヘッドライトの光量の測定
排気ガスの測定 CO(一酸化炭素濃度) HC(ハイドロリックカーボン)
完成テスト走行で終了しました。
今回の交換部品はエンジンオイル、フィルター、ブレーキとクラッチ フルードの交換
ABS付き なので結構な量が必要になります。
フルードはブレーキオイルと一般的に呼びますがオイルではありません
水に溶ける性質、空気中の 水分を吸収する物です。
長い間交換しないとフルードが
水分を吸収して中がサビる場合がありますので
1年に一度は交換しましょう!
ドライブチェーンを掃除してグリスアップして調整しようと思ったら
なんとチェーン引きのボルトが手で回るエェ~ひどい
お客さまに話すると、どこどこタイヤ変えたと言ってました。
そこのメカニックダメだね きちんと最終確認してくださいね
バッテリーも輸入品のが付いていた 充電して検査すると
最終電圧まであがらない いつまでもつでしょうか
詳しくはこちらのバッテリーの記事を見て下さい。
ファイナルエディションはキャブレター式ですが
インジェクションのような焼け具合 スズキ車は燃料が濃い目ですが・・・
進化したな~スズキえらいね
新車から一度もプラグは外してないようなので
下記のグリスをねじ山に塗って標準トルクより ほんの少し強くします。
このグリスは耐熱性能が1100度です。
なんで塗るのと思われますが 次回外しやすくするのと(固着防止)
エンジン側のねじ山を保護する目的です。
関連記事